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自動車運転免許証を返上します。 [運転免許証返上]

自動車運転免許証を返上します。

 本日、警察署に、自動車運転免許証を返上するつもりで行きました。

 取得するときは数年がかりで、やっと取得した思い出ある一番長く愛用した許可証です。免許証を得てすぐに、高速道路を走った記憶は、まだ鮮明に残っています。ハンドルをしっかり握り締めての運転で、ぎこちなく、冷や汗をかきながら、ハンカチも出せない思い出でした。
 
 湾岸の眺めは,とても爽快で、良い気分でした。幸い大きな事故にも遭わず、無事に過ごせました。これを機に、各地へ出向き、豪雨や、大きな雹の襲撃をうけたり、真っ暗闇の中に、閉じ込められた経験もしました。

 一番酷かったことは、走行中に、後ろのトラックが、目の前を斜めに突っ切り、左前照灯を壊したまま逃げ切られたことが、ありました。ローカルの運送会社でしたが、咄嗟の事で、自分の車の運転を立て直すの神経を使い、車の番号を忘れてしまいました。
全ては、終わって無事であれば良しの考えでした。

 常に、周囲に目を配る生活は、慣れにより、なんでもない状態になっていくことでした。

 長距離では、意識が瞬間無くなり、睡魔の世界で運転したこともあるようでした。一瞬ですが、これはやばいと、思ったことも正直あります。仲間でも、同様に感じている経験者は皆無ではありません。

 いつかは、自分だけは事故を起こさないと、思ってしまいますが、大方の事故は、自分では、絶対に事故を起こさない運転手たちです。

 返上すると決めて、警察署のドアーを開けて、用向きを伝えました。年配の警察官は、まだ期限が一月あるし、どうして返上するか聞かせて,とのことで回答しました。

 ゴールドカードだから、記念にとっておきなさい。思い出も詰まっているでしょう。と、やさしく、次の提案をしてくれました。

 免許を所持しているうちに、公的な証明書として使える「写真付き住民基本台帳カード」に、区役所で発行することになりました。10分程度で、できました。

 そして、運転免許証の自主返納は、行いたい人が行えばよく、思い出をそのまま持ち続けても良いとのことでした。免許証にパンチ穴が無いまま保管できるそうです。

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 運転そのものはできますが、老人の運転での被害者が増加の傾向であるから、今が潮時と思い40年間のドライバーから開放されることになりました。定年後に事故ると、家財も、家族も失う生活になると思うと、何のための人生だったのか、悲しむことでは、解決できない、大きな借金と大きな負い目を受けることが生ずることは、間違いないでしょう。

 老化は、自分では意識しないところで、いつもの通り運転していても、とっさの事に、突然意に反した行動があって、アクセルとブレーキの踏み違いが生ずるようです。特に趣味で出かけるところも無く、それに都心の住まいであるので、公共交通機関が発達していて、運転を楽しむ環境ではないと日ごろ思っていました。

 タクシーでしたら、登録しておけば、自宅近辺にお迎えしてくれるし、荷物が多ければ,○○便、●●急便等に依頼すれば約束どおり、届けていただけます。

 都心では、あらゆる乗り物があり、ハンドルが無いので、安心して楽しむことができます。JRや各種の私鉄、地下鉄、路面電車、モノレール、バス、船、飛行機等々いろいろあり、楽しめます。

 老化の状態は、自分では分からないので、客観的な見方が良いと思いますが、得てして今まで大丈夫だったから、これからも絶対大丈夫だと、言うことを聞かない老醜が多くなるようです。やはり、この場合は家族が良く言い聞かせ、自分の判断で、免許を返上するように仕向けてください。「俺のことは、俺が一番知っている。」と言う方がリスクが、
多いようです。

 将来は、事故を起こさない無人運転できる車両ができて、その際は運転免許制度も変化するようになるでしょう。現在アメリカでテストランを繰り返していて、かなり期待できそうだと、評価が高まっているようです。

 でも現実的には、恐怖を感じるかもしれませんね。ハンドルが無い自動車で、ドライブを楽しめますか?
 
 それでも、免許を持ち続けてハンドルにしがみついている方も多いでしょうね。
禁煙の世界と同じで、俺はどんな状況でも、車を乗り回すぞ!

 最後のフレーズは、天国でしか通用しません。そういう方にこそ、免許の返上を今行ってほしいです。また、多くの企業も参加して、この運動を盛り上げています。

 あなたも、車を運転しないなら、この運動に参加しましょう。

【参考記事】
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kotu/hennou/hennou.htm#hennou
警視庁のウェブサイト:広報けいしちょう
 トップ / 広報けいしちょう第56号 / ご存知ですか? ~運転免許の自主返納制度~

ご存知ですか?
~運転免許の自主返納制度~

自分の運転技能に不安を感じている方、家族から「運転は大丈夫?」と心配されている高齢の方などが、自主的に運転免許を返納する制度です。

返納された方は「運転経歴証明書」を申請することができ、この運転経歴証明書は、免許証と同様に銀行口座を開設する際など、身分証明書として使用できます。

また、運転経歴証明書を提示することで、高齢者運転免許自主返納サポート協議会の加盟店や東京都の文化施設、美術館などで、様々な特典を受けることができます。

「返納する勇気(高齢者運転免許自主返納サポート協議会加盟企業・団体の特典一覧)」 はこちらから


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